MAGAZINE
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクル vol.5
ーセカイイチとLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.5ではセカイイチの岩崎慧(Vo / Gt )、吉澤響(Dr)、中内正之(Gt)が登場。(text:柴田真希)
岩崎さんはLa.mamaと同い年ですね。
岩崎:40年も前からここにLa.mamaがあるなんて、凄まじい歴史ですよね。いつもありがとうございます。スタッフさんもみんなテキパキされてて、いつも気持ちよくやらさせてもらってます。あと、楽屋が好きです。圧倒的な家感で、和みます。
La.mamaといえば、印象的なライブはいつですか?
岩崎:2016年11月22日、小谷美紗子Trioとの対バンを覚えています。その日の小谷さんトリオのライブ、めちゃくちゃ凄かったんですよ。
La.mamaのイベント「Wordplay vol.46」ですね。小谷さんもLa.mamaによく出演されていましたが、影響を受けていた部分もありますか。
岩崎:その日は『Round Table』というアルバムから何曲か演奏させてもらいましたが、その中でも“Round Table”という曲は、小谷さんトリオバンドのドラマー、mabanua氏がやっているバンド「Ovall」から着想を受けた楽曲です。その話をご本人にお伝えさせてもらえた事が印象に残っています。
最後にLa.mamaに一言お願いします!
岩崎:40周年おめでとうございます!今後も50周年を超える勢いで、その歴史を後輩たちにも伝えてやっていってください。心より応援しています。
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毎年恒例「サポートベーシスト感謝祭」の8回目が今年も7月14日に開催されましたね。改めてこれはどういったイベントなのでしょうか?
中内:セカイイチがステージに板付きでベーシストが交代していくイベントです。日頃からお世話になっているベーシスト達に感謝の意を込めて開催しています。
斬新な企画ですね!
中内:2016年4月19日の初回は、演者もライブハウスも初めての試みで、すごくドキドキしたのを覚えています。スタッフの皆さんもすごく協力的で、結果的に関わった人全てがご機嫌な1日でした。その時は岡部晴彦・中村昌史・菅野信昭(FoZZtone)に出演してもらいました。
最後に中内さんから、La.mamaにコメントをお願いします。
中内:いつも音の相談に乗ってくれるPAさん、演奏しやすい環境を作ってくれるスタッフさんには、いつも大感謝です。40周年、本当におめでとうございます!セカイイチはもうすぐ20周年を迎えるのですが、40周年の前ではまだまだ小僧だなと思いました。初心を忘れず精進しますので、これからもよろしくお願いいたします!
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吉澤さんはセカイイチでも、セカイイチ以外でもLa.mamaにたくさん出演されてきたそうですね。
吉澤:yumeiroechoさんやあいみょんさん、Ranさん、木下百花さんで以前から出演していますが、どれもほぼ河野くんのブッキングです。だからLa.mamaと聞くと、まず河野くんの顔が思い浮かびます。ライブが終わった後に客席で飲んでいると、河野くんがその日の感想を、良いことも悪いことも包み隠さず伝えてくれるんですよ。河野くんが若いアーティストから嫌われないか心配ですが(笑)
(笑)河野さんのブッキングでは、どういった方と対バンされていましたか?
吉澤:2013年4月19日の石崎ひゅーい / paionia / 間々田優との対バンは特に印象的でした。この公演の1ヶ月弱前にオリジナルメンバーのベース・泉健太郎が脱退し、この公演が新体制・セカイイチの1本目のライブだったんです。
今では常連のサポートベーシスト・岡部晴彦さんとの初ライブの日ですね。
吉澤:河野くんからオファーをいただいたときに「実はベースが辞めるので…」と事情を説明したところ「それでもぜひ出演してほしいです」と言ってもらえて、背中を強く押してもらえました。本当に嬉しかったなぁ。
今年の8月10日には『Wordplay vol.111』でThe Songbardsとの対バンが発表されていますが、それともまた違った風合いの組み合わせですね。
吉澤:La.mamaは対バンの組み合わせが新鮮でおもしろくて、誘ってもらう度に「うわー、そういうブッキングありなんだ!」ってワクワクしています。イベントの内容がライブハウスの個性や独自性に直結しているのは今や稀有なことですよね。La.mamaにはこれからもそんなライブハウスであってほしいです。今後ともよろしくお願いいたします!
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
セカイイチの皆さま、素敵なコメントをありがとうございます。ベーシスト感謝祭もそうですし、様々な企画でお世話になってます。それもこれもセカイイチの懐が広く、アイデアに満ち溢れているからだと思います。ブッキングを考えるのが楽しいんです。やりたい企画がたくさんあります。これからもセカイイチの感性とバランス感でとことん進んでいってほしいですし、ベーシスト感謝祭のようなぶっとんだ企画をやりたいです。
セカイイチ
岩崎の根底に流れるソウルフルな歌と、その歌と呼吸を共にするバンドのうねるようなグルーヴ。デビュー以来、ジャンルの枠にとらわれず、グッドミュージックを鳴らし続ける歌ものロックバンド。https://sekaiichi.jp/
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